つぁきちゃんのアクマくんシリーズ

巷で、『天使と悪魔』が流行っています。

なので、天使と悪魔が出てくるもの・・・

ということで、押し入れから引っ張り出し、もう一度読んだ。

投稿少女時代から注目していた同世代のつぁきちゃんこと、日渡早紀先生の『アクマくんシリーズ』

『ぼく球』以前に連載されていたものです。

 

シリーズ再開はあるのかしら？・・・

 

 

『ぼく球』終了時にそんな事を、ふと思ったものですが・・・

『アクマくんシリーズ』は、作者の早紀ちゃんが『魔法使いは知っている』でデビューしたあと、作者と同姓同名の明るい高校生の女の子日渡早紀という名の、『早紀シリーズ』に次ぐシリーズでした。

 

 

『アクマくんシリーズ』は、 魔界の大魔王と大魔女王の第１５王子・プリンスアムカが主人公。

アムカ王子は、おりこうさんでいることに抵抗感を持ち、人間界・史郎の家へ転がり込むのです。

ある特定の集団をとりあげる群像劇というわけではありませんが、アムカ王子を取り囲むキャラクター達が、それぞれに魅力的なのです。

人間界の家庭や学校など史郎の生活圏から、魔界で巻き起こる騒動、それらに対しどう対処するか、魔界の王子アムカの成長に伴い様々な人間（悪魔）模様が描かれました。

それぞれの御贔屓キャラというのがあって、けれども、私はどのキャラも、今は全てが好きです。

当時読んでいて、とても楽しかった事を憶えています。

 

 

シリーズは、『アクマくんにお願い』

　　　　　　　　『アクマくん　ぼくは天使になりたい』

　　　　　　　　『アクマくん　ブラックミニオン』

　　　　　　　　『アクマくん　魔法★ＢＩＴＴＥＲ』①②③④　コミックス４巻

で、花とゆめコミックスの単行本７冊が出ました。

現在は、文庫にも収められています。

史郎くんとＧ・Ｆの恵子ちゃんのその後を知りたかったんですけど・・・

結婚して子供は授かっているのかしら？

史郎くんのお母さまは、相変わらずなのかしら？

魔界の皆は、どうしているかしら？

１５人も王子が居て、大魔王の座を受け継ぐのは、誰になるのかしら？

魔界の様子を窺っている天界は、どうしているかしら？

魔界の王制に対し、天界の共和制というものは女神が不在だったからなのか？

続きが知りたいことは、未だに山とあるのですけれど・・・

出版社も商売ですから大人の話という利潤関係からか、今や『花とゆめ』のえらい人ケロヨン前田くんが描かせないのか、早紀ちゃんにその気がないのか？

古すぎて、かなり手直しをしないと描けないというコメントを出していた覚えはありますが・・・

真実は知る由もありません。

 

 

 

 

アマゾンにも楽天にも絵がないから、昔のを引っ張り出してみた。

ふるっ

でも、私には大切な宝物。

いつまでも、とっておくの・・・